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調理師読本、調理師試験問題と解答 [調理師試験]

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製菓衛生師試験と調理師試験は、重複する科目があるので、以下、体験を元に、ざっと説明。

昨日、書籍を片づけていたら、「調理師読本」と「調理師試験問題と解答」が出てきました。
パラパラッと開くと、中から調理師試験の受験票が!
手に取って、ちょっと眺めて、ドキドキしました。

「調理師読本」、平成20年4月発行の第13版は、白黒で、索引無し。
平成22年4月発行の第15版は、黒インクプラス朱色っぽい赤の濃淡で2色刷りの上に、索引が付き、章ごとにインデックスが付き、利用しやすくなりました。

後者は、重要とおぼしき単語や文章が赤くなっていたり、アンダーラインが添えてあったりして、便利といえば便利だけれど、さほど重要ではない小さな段落のナンバリングに「赤地に白抜き数字」が使われていたり、見出しの横に赤いセンターラインが引かれていたり、と、「色が多すぎて煩雑に見えるページ」も若干ありました。

調理師試験を受ける際、前者の「白黒、索引無し」で勉強しましたが、その時は、最初から最後までノートを取りながら精読、受験する都道府県の過去問を6年分解いてから受けました。
上の2枚目(右側)の画像は、左側が15版、右側が13版です。
13版で、蛍光マーカーは少なくとも黄色とピンクを使用しており、もしかすると、「過去問に出た単語や文章」にピンクを、他に重要だと感じたものに黄色を使ったかもしれません。
「調理師試験問題と解答」は買ってあったけれど、やる気になれず、数ページ見ただけで後は手を付けませんでした。
過去問は問題のみネットでダウンロードできたので、印刷して実際にやってみて、調理師読本で答え合わせをしました。

15版を見て思うのは、何が大事で、何が普通かは、個人によって異なるので、編集(出版社)側で、極端に色分けしたり、アンダーラインを入れたりするのは、問題がありそうだな、と言うこと。
などと書きながら、「ひょっとすると、赤い透明下敷きを載せると、赤文字が抜けて見えるので、暗記に使えるかも」とも思ったけれど、そんな箇所はごくわずかですから、そういう意図はなさそうです。
とは言え、ゴシック、明朝等の活字体による使い分けがあっても、白黒だけだと何が重要かわからない、という時には、色分け、アンダーラインがある方が、便利かもしれません。

以下、参考として、赤文字とアンダーラインが入った文章を一部抜粋して再現してみます。

15版 P152 栄養学の中で、炭水化物の生理作用についての記述、1行のみ抜粋。アンダーラインは赤:

1gで4kcal(キロカロリー。エネルギーの単位として使われる。1kcalは,1kgの水を14.5℃から1℃上昇させるのに要するエネルギー量)のエネルギーを出し,熱や力のもとになる。

最後に、調理師試験の受験票に印刷された「受験者心得」ですが、

・試験開始30分前までに来場
・筆記用具(鉛筆(HB)・プラスチック消しゴム)を持参
 ボールペン・サインペン等は使用不可

といったことが書かれていました。
「鉛筆」と言われたら、本当に鉛筆なのね、と思って持参したら、シャープペンシルを使っている人を見かけて、「あれっ?」と思いました。
消しゴムは、万が一落としたりすると大変なので、2個持参しました。
試験は、平成20年で、2時間半。
たしか、開始後1時間くらいで、「終わった人は退出して良い」という流れだったと思います。

調理師読本 第13版 社団法人 日本栄養士会 編 ISBN978-4-8041-1182-7
調理師読本 第15版 社団法人 日本栄養士会 編 ISBN978-4-8041-1216-9
調理師試験問題と解答 平成20年版 社団法人 日本栄養士会 編 ISBN978-4-8041-1181-0
タグ:調理師読本
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